英語が伸びる子は「正しく言える子」じゃなかった

レッスンをしていると、
ぐんぐん英語が伸びていく子には
ある共通点があるなと感じます。

それって、何だと思いますか?

実は、間違えることを怖がらないこと
なんです。

今月は、その理由と
おうちでできる関わり方を
お伝えしますね!


目次

英語が伸びる子は「言ってみる子」

英語が得意な子って、実は
「最初から正しく言える子」
ではないんです。

共通しているのは、
わからなくても、とりあえず言ってみる
という姿勢なんですよね。

「間違えるかも」と思っても
思い切って口に出してみる子は、
英語を「伝えよう」とする意欲も高い
(Ye & Caiga, 2024/大学生410名の調査より)

「言ってみる勇気」そのものが、
英語力を高めるスイッチに
なっているんです✨


「間違えたら恥ずかしい」が学びを止める

では、その「言ってみる勇気」を
止めてしまうものは何でしょう?

それは「間違えたら恥ずかしい」
という気持ちなんです💦

世界23か国・約2万人のデータを
まとめた研究では、

英語への不安が強い子ほど
成績が低くなる
という関係が
はっきり確認されています。

しかもこの傾向、
学年が上がるほど強くなるんですよ。

英語の成績に「不安」が与える影響の大きさ(小学生・学年別)

出典:Hu et al.(2021)中国の小学生を対象とした調査

小4では約28%だった影響が、
小6では約48%に。

だからこそ、
小さいうちから「間違えても大丈夫」
という安心感を育てることが
とっても大切なんですよね。

日本の子どもは特に
「まわりの目」を気にして黙りがち。
「ここなら間違えても大丈夫」という
安心感が、伸びるかどうかの分かれ道です。

間違えている「その瞬間」に学んでいる

お子さんが、

「えーと… I… go to… park?」

と言いながら止まってしまう。

そんな場面こそ、実は
いちばん学んでいるときなんです。

言おうとして初めて
「あれ、どう言うんだろう?」と気づく。

とりあえず言ってみて
相手の反応で確かめる。

この繰り返しが、
英語を「自分のもの」に
していってくれるんですよね。

黙って聞いているだけでは、
この学びは起こりません。
間違えながら口に出すこと自体が、
英語を身につける作業なんです。

年代別・「挑戦」ってどんなこと?

「挑戦」といっても、
年齢によって形は違います。

それぞれの時期に合った
チャレンジをまとめてみました👇

年代 こんな挑戦を
幼児 聞こえた英語をまねして声に出す
歌う・くり返す・まねっこする
小学生 知っている英語を使ってみる
お店ごっこ・あいさつ・一言でもOK
中学生 間違いを恐れず英作文や発表に挑む
スピーチ・やり取り・書いてみる

特に幼児さんは、
「人と一緒に」まねすること
とても効果的なんです。

動画を流すとき、
一緒に歌う、まねっこすると
より効果的という研究結果も
ありますよ😊


実は「ほめ方」で挑戦する力が変わる

ここで、
とても興味深い実験を紹介させてください。

小学5年生の子どもたちに
テストを受けてもらい、
2通りのほめ方をしたんです。

Aグループ →「すごい、頭がいいね!
Bグループ →「すごい、よく頑張ったね!

そのあと、
「難しい問題」と「やさしい問題」
どちらに挑戦するか選ばせたところ…

「難しい問題」に挑戦した子の割合

出典:Mueller & Dweck(1998)小学5年生 約400名の実験

こんなに差が出たんです😳

さらにその後、
難しい問題で失敗を経験させると、

「頭がいいね」とほめられた子は
成績が下がってしまったのに対し、

「頑張ったね」とほめられた子は
逆に成績が伸びたそうです。

「頭がいいね」は、実は諸刃の剣。
子どもは「間違えたら、頭が悪いと思われる」
と怖くなって、挑戦を避けてしまうんです。

反対に「頑張ったね」
「工夫したね」と
過程をほめてもらえた子は、

失敗しても
「もう少し頑張ればいいんだ」と
前向きに考えられるんですね✨


おうちでできる関わり方

難しく考えなくて大丈夫。
ちょっとした声かけで変わりますよ😊

① まず中身に反応する
「公園に行ったんだね!」と、
言いたかったことをまず受け止める。
直すのは、あとから、短く。

② 結果より過程をほめる
「一生懸命言おうとしてたね」
「前より長く言えたね」

③「まだ」を使ってみる
「まだ言えないだけ。
練習したら言えるようになるよ」

④ 間違いを当たり前にする
「ママも間違えるよ〜」
「間違えたから覚えられたね!」

実は、おうちの方が
間違いをどう受け止めるかを、
お子さんはよく見ているんです。

だからこそ、
おうちの方が笑って受け止めてくれると、
お子さんも安心して
チャレンジできるんですよね😊

おうちが
「間違えても大丈夫な場所」
であるだけで、

お子さんの英語は
ぐんと伸びやすくなりますよ♡


まとめ

  • 英語が伸びる子は「正しく言える子」ではなく「言ってみる子」。
  • 「間違えたら恥ずかしい」気持ちは、学年が上がるほど強くなる。
  • 間違えながら口に出している「その瞬間」に学びが起きている。
  • 「頭がいいね」より「頑張ったね」。過程をほめると挑戦できる。
  • おうちが「間違えても大丈夫な場所」であることが、いちばんの土台。
英語は、細く長く続けていれば
必ず伸びるときがやってきます。

教室では、お子さんが安心して
チャレンジできる雰囲気づくりを
いちばん大切にしています。

ご質問や、ご不安なことがありましたら、
いつでもお気軽にお声がけくださいね😊

今月も最後までお読みいただき
ありがとうございました♡

Have a Nice Day!

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