「言える英語」は「聞ける英語」になる!声に出すことが大切な理由

レッスンでは

歌をたくさん歌ったり、
音源に合わせてチャンツを言う、
音源と一緒にテキストを音読する

というアクティビティーを
たくさん取り入れているのですが、

実はこれらのアクティビティ、
楽しいだけじゃなく、
1つ1つにちゃんと意味がある
んです!

今月は、教室でやっている
「声に出す活動」のひみつを
お伝えしますね!


目次

「口」と「耳」はつながっている

英語の音を聞き取る力と、
発音する力。

実はこの2つ、
脳の中でつながっているんです。

こんな実験があります。

日本人の大学生に、
英語の R と L を聞き分ける訓練だけを
3〜4週間してもらいました。

発音の指導は
いっさいしていません。

結果はこちら👇

聞き分け訓練の前後(発音指導なし)

聞き分けの正確さ
訓練前
65%
訓練後
81%
発音の正確さ
訓練前
67.5%
訓練後
73.3%

出典:Bradlow ほか(1997)日本人大学生を対象とした実験

聞き分けの力が上がっただけでなく、
発音まで上手になったんです😳

耳と口は、
同じ「音の記憶」を使っています。
だから、どちらかを鍛えると
もう一方にも良い影響があるんですね。

つまり、言おうとする練習は
音の違いに気づく手がかりを
増やしてくれるんです。


歌うと、覚えやすくなる

教室では、たくさん歌をうたいます。

実はこれ、
とても理にかなっているんですよ。

こんな実験があります。

初めて聞く外国語のフレーズを、
3つのグループに分かれて
15分間練習してもらいました。

① ふつうに話すグループ
② リズムをつけて話すグループ
③ 歌うグループ

いちばん覚えられたのは…
③の歌うグループでした🎵

年齢や音楽経験に関係なく、
「歌う」こと自体に
効果があったそうです。

教室で楽しく歌っていることが、
ちゃんと英語の力に
つながっているんですね😊


声に出すと、記憶に残りやすい

同じ英文を読むとき、

・黙って目で追う(黙読)
・声に出して読む(音読)

どちらが覚えられると思いますか?

答えは音読です。

声に出した言葉のほうが
記憶に残りやすいことが、
心理学の研究でわかっています。

声に出すと、その言葉に
「特別な印」がついて、
あとから思い出しやすくなるんです。

アメリカの大規模な調査でも、
くり返し音読することで
読む力が伸びることが
確認されています。

さらに、日本の大学生を対象にした
研究では、
音読が上手な人ほど
リスニングも得意
という
強い関係が見られました。


中学生には「シャドーイング」も

聞こえてきた英語を、
聞こえたまま音源に合わせて
声に出す練習。

これをシャドーイングといいます。

英語には、
音と音がつながったり、
音が変化したり、消えたり…

教科書で見る英語と
実際に聞こえる英語が
違うことってありますよね。

シャドーイングでは、
そういった音のつながりや変化を
聞こえたまま
声に出します。

すると、聞ける英語が増えていき、
結果としてリスニング力も向上する
んです✨

日本の大学の研究でも、
こんな効果が報告されています👇

約1か月 → 英語のリズムや
       単語の聞き取りが向上

約3か月 → 細かい音の聞き分けも向上

数週間から数か月、
続けることで効果が見えてくる
練習方法なんですね。

教室でも中学生クラスで
取り入れていますが、

おうちでもぜひ
続けてみてくださいね✨


年代別・「声に出す」活動

年齢によって、
おすすめの活動は変わります。

でも、目指しているのは
どれも同じ土台づくりなんですよ😊

年代 おすすめの活動
幼児 歌・チャンツ・まねっこ
チャンツ=リズムに乗せて英語を言う練習
小学生 リピート・会話・かんたんな音読
聞いて言ってみる、を積み重ねる
中学生 音読・シャドーイング・スピーチ
音を正確に処理する力を鍛える

幼児さんの「まねっこ」も、
中学生の「シャドーイング」も、

やっていることは
「聞いて、口に出す」という
同じことなんですよね。

見た目は違っても、
耳と口と脳をつなぐという点では
すべて同じ土台づくりです。

おうちでできること

難しく考えなくて大丈夫。
こんなことから始めてみてください😊

🎵 一緒に歌う
英語の歌やチャンツを親子で。
おうちの方が楽しそうだと、
お子さんも自然に声が出ますよ。

🗣️ まねっこ遊び
お子さんが言った英語を、
おうちの方もまねして返す。
それだけでも立派な練習です。

📖 音読を聞いてあげる
上手なところを見つけて
「今の言い方いいね!」と
声をかけてあげてください。

大切なのは毎日少しずつ。

一度にたくさんやるより、
短い時間でも続けるほうが
身につきやすいことが
研究でわかっています。

寝る前の5分でも十分。
気軽に続けてみてくださいね♡


まとめ

  • ✓耳と口は脳の中でつながっている。片方を鍛えるともう一方も伸びる。
  • ✓歌うと、ただ聞くよりフレーズが覚えやすくなる。
  • ✓音読は黙読より記憶に残りやすく、リスニング力とも関係が深い。
  • ✓幼児の歌も中学生のシャドーイングも、同じ土台づくり。
  • ✓おうちでは「毎日少しずつ」がいちばん効果的。
教室で楽しく歌ったり
声に出したりしている活動は、
すべて将来の英語力につながっています。

ご質問や、ご不安なことがありましたら、
いつでもお気軽にお声がけくださいね😊

今月も最後までお読みいただき
ありがとうございました♡

Have a Nice Day!

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